フリーランス仕事

フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴

私は、2年間インハウスデザイナーとしての経験を経て、フリーランスのグラフィックデザイナーとして独立しました。
実際フリーランスになってみて、向いているかどうかは、まだまだなりたてなので判断出来ていませんが、私にはこの働き方しかないな、と思っています。

しかし中には、フリーランスとして活動したものの、様々な事情があり再び会社員生活に戻る人も少なくないようです。

改めて、フリーランス生活に「向いている人」または「向いていない人」にどのような特徴があるのか調べて、まとめてみました!

ちなみに、私は向いている方はほとんどあてはまっていません(-。-;

フリーランスに向いている人の特徴5つ

知識・経験・技術が豊富な人

知識はやっぱり必要不可欠です。
ただ、知識を得るだけじゃなく、一番大切な事は学んだ事を1度でもやる事

「知ってるよ〜やった事ないけど。」よりも、「1回だけだけどやったことあるよ!」の方が説得力ありません?
1度でもやった事は経験になり、繰り返し行う事で技術となります。

技術は経験が積み重なって出来上がっていくので、真似ができません。
知識だけじゃ補えない部分です。

課題解決能力の高い人

グラフィックデザイナーとして、お客様の求める作品を生み出すためのヒアリング力は必須です。
依頼に至った経緯・今の悩み・現在抱えている課題など。
人の話を聞かなければ、課題を発見する事すら出来ません。

グラフィックデザイナーに限らず、フリーランスで活動していく中では、クレーム対応やトラブル回避も全て自分で行わなければなりません。
様々な場面で課題解決能力が必要になってきます。

道筋を立てて考える論理的思考が必要であり、論理的に考えたのちに「課題が何であるか」をあぶりだすスキルは必要不可欠です。

営業力が備わっている人

作業も含め、効率よく動くためのスケジュール管理能力が営業さんにはしっかりと備わっています。
時間に遅れたり、約束を忘れたり…スケジュール管理ができていないことは、顧客に真っ先に見透かされ、ダイレクトに評価に繋がる部分です。
綿密な事前準備や下調べ、レスポンスの良さ、マメさが大切になってきます。

コミュニケーション能力の高い人

フリーランスは自分で仕事を取りに行かなければなりません。
大手企業じゃなく、フリーランスが選ばれるのには、第一に人柄です。

コミュニケーション能力を向上させるには、相手の動作や表情など目に見える部分を模倣する”ミラーリング”や、声のボリュームやトーン・スピードを相手に合わせるペーシングなど、色々な技があるようです。

でも、何よりも、どんな人にもどんな立場でも低姿勢である事が1番の武器だと思います。
クリエイターは特に、自分の作品にプライドを持つ事がとても大切です。
しかし、「プライドが高い」という事をマイナスに捉える人は多いです。
低姿勢な人こそ信頼を得ている事は間違いありません!と言い切れるほど、私の周りにも凄い人なのに物腰が柔らかすぎる人が多く、人が自然と集まってきて信頼されています。

探究心と行動力がある人

技術・ソフトウェアなどの情報は常に一歩先を見据え、アンテナを張っておきたいです。
そして、知識をつけるだけではなく、実際に行ってこそ説得力があり、信頼に繋がります。

情報はインプットだけで終わらせない。
インプットしたことは人に話すことだけではアウトプットにはならないと思うんです。
私は自分でやらなきゃ何かモヤっとするし、口であれやったら?これやったら?とやったことない人に言われるのってモヤモヤっとします。
口の軽さより、フットワークの軽さが大事!

フリーランスに向いていない人の特徴5つ

聞くことが苦手な人

心理学やコーチングの分野では、話を聞くことは「傾聴」と呼ばれており、相手の話したいことを引き出すテクニックとして定義されているそうです。

話し上手も営業をしていく上ではもちろん大切ですが、それよりも聞き上手になれるかが重要。
どんなことにも興味を持つ探究心を持っていないと、聞く事が苦痛になります。
聴いている・聞いていないはすぐに見透かされます。
相槌の打ち方や目線等、話を聞くコツはたくさんありますが、テクニックよりも気持ちが大切。
相手の話の中に興味のある話題や役に立つ情報はないか、探究心を忘れずに。

慎重すぎる人

行動力がない人の特徴とも言えます。
慎重すぎると、必要以上に気を使いすぎて負担が大きいです。
慎重になる事は決して悪いことではありませんし、失敗しない為に必要な事です。
実際に失敗をする前に、失敗の可能性を見出せることは素晴らしい能力です。

ただ、フリーランスにはフットワークの軽さ・迅速な対応が必要な場合が多く、行動が伴わないと仕事を失いかねません。

自己管理能力のない人

時間にルーズ・忘れ物が多い・期日を守れない・言った事を覚えていない等。
ビジネスにおいても基本的な事であり、信頼に直結します。

早く着いて怒られる事はありません。
ダブルチェックは怠らない。
約束には余裕を持つ。
言った事はすぐ行動またはメモ。

向上心のない人

意欲的でない事は、ネガティブな印象を与えてしまい、とても勿体無いです。
小さなことでも目標を立て、小さな成功体験を積み重ねて、向上心をアップさせていきましょう。
季節・時期・目的・流行…お客様に合わせたサービスを探求してこそ、顧客満足度が高まります。
ただ依頼をこなすだけでは、成長には繋がりません。

判断力のない人

スケジュール管理や体調管理、自分の事が最優先に出来ていなければ、万全なサービスが提供出来ません。
状況判断し、時には断る勇気も大切。
自分が何が好きで、なぜフリーランスになったかを振り返り、原点に立つ事も時には大切です。
線引きやルール・時間や休みもしっかりと決めておく事は重要です。
メンタルや体調など、自己管理にも直結します。

まとめ

ここに書いてある事だけで向いている向いていないは、もちろん判断できません。

私自身、向いている人に当てはまらないこともあり、向いていない人に当てはまることもあります。
実際にフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動してみて、こういう性格は損だな…と感じたことや、こうなりたい!と思った事を書いてみました。

向いている人全てに当てはまる必要はありません。
向いていない人に当てはまっていても、まずは気付くことが大事ですよね!☺︎

ひぶり
ひぶり

最後までお読みいただきありがとうございます!