デザイン

【デザインの基礎】非デザイナーに知ってもらいたい!なぜかダサくなる原因と解決法

世の中にはデザインが重要になってくるツールがたくさんあります。

・会社の企画資料や各種書類 
・SNSのストーリー
・お店の貼り紙
・ちょっとしたチラシやポップ

 …など。

身近なものをよりよく。
クリエイターさんから集めた、誰でも今すぐに真似できるデザインの技をまとめてみました。

まずは私が目撃したことのある、本当にあった怖いデザインをご紹介!

本当にあった怖いデザイン

よく見る残念なデザインを集めてみました。
自分で作ってて引きました。

ダメなポイントはいくつ見つけられましたか?

次に紹介するポイントを少し意識するだけで必ずよくなります。
デザイナーなりたての方や、デザイナーではないけどちょっと仕事でチラシ作る事ある人、など参考になれば嬉しいです!
ぜひ参考にしてみてください。

ダサくなる原因と解決法

色の組み合わせ

まずパッと目に入るのが色の印象。
同色系でまとめてみたんでしょうけど、どうもぼやける…。

【他にもNGな色や組み合わせ】

×レインボー
×グラデーション
×蛍光色

…など。

使うだけでダサくなる…!
こういう色を使いこなせてこそ”プロ”なんでしょうけどね。

ポイントは、メイン色を1色決めて、カラーパレットの中からサブで使う色を2色選ぶ。
全部で3色に抑える。

配色に迷ったらこちらのツールがオススメ!

どちらも、プロも使っている配色ツールの王道です。

Adobe Color CC】
使いたい色を一色決めると、それに合う色を自動で提示してくれます。
IllustratorやPhotoshopを持っていなくても、無料で使用できます!

Color Hunt】
色の組み合わせをパレットのようにして提案してくれます。

写真の扱い方

縦横比は絶対に変えないで!
加工のしすぎも写真を撮った人に失礼。
せっかく味付け頑張ったのにソースどっさりかけられたら悲しいのと一緒。

素材を変形させるのも、悪目立ちして文章に目がいかなくなってしまうのは残念。

解像度の低い写真を印刷物で使ったり、重たい写真をWEB上で使っていたりしませんか?
印刷物なら350 ~ 400ppi・WEBなら72ppi
媒体に合った画素数に合わせましょう。

情報の整理

1番伝えたい事は何か。流れ・誘導ができているか。大事な日程やポイントに焦点をあてられているか?
これこそデザインをするということ。
ちょっとしたPOPやSNSのストーリー、仕事で使う資料などでも、強弱を工夫するだけでわかりやすく伝える事はできます!
いらない素材・文章は潔く排除しましょう。

ワードアートは記憶から排除

ワードアートはダメな装飾しかありません。

×縁
×陰
×変形
×レインボー
×グラデーション

これもプロにしか使いこなせません。
潔く装飾なしにした方がかっこいい。

フォントは多用・変形しない

特徴的なフォント(特に手書き風のもの)は、残念ながら初心者が使うと圧倒的にダサくなってしまう事が多いです。

迷った時はスタンダードなフォントを使う方が引き締まります。

【スタンダードなフォントのオススメ】

・A-OTF UD新丸ゴ Pr6N
・A-OTF UDじゅん Pro
・FOT-筑紫A丸ゴシック Std
・はんなり明朝
・ほのか丸ゴシック

…など。

Adobeユーザーはこちらの記事も参考に
▶︎よく使うお気に入りのAdobeフォント・おすすめ10選!

そして、フォントにも歴史や意味があります。
幅や長さを合わせるために、形を崩したり伸ばしたり潰したり…残念ながらよく見ます。
フォントの縦横比率を変えるより、文章を工夫しましょう。
文字間や改行を調整することで断然読みやすくなります。

加工の多用

×縁に影
×色のついた影

目立たせようとして色々加工してみたのに、なぜか全然目立っていない。
目立たせたいところじゃなく、優先順位の低い情報たちにフォーカスを当ててみてください。
もっと小さく、装飾なしにできませんか?

余白を埋めようとしない

「余白があるから一言足してみよう。」
「余白に挿絵を入れよう。」
「余白があるからもう少し字を大きくできる。」
初心者が1番やりがち・考えることです。

彩りよく詰め込むのはお弁当だけで充分。
空間があるからこそ、書いてある事・素材に目がいきます。
余白こそ、1番伝えたい事へ誘導させる大事な引き立て役なんです。
媒体にもよりますが、余白を上手に使っているものは、プロだなーと惚れ惚れします。

まとめ

作り手側がきっと1番に伝えたいであろう事柄が、見る側には1番埋もれてしまっていたり。
頑張って作った資料が読まれずに捨てられたり。
…そんなのもったいない!!!

今すぐにできる技や見直せるポイントをまとめてみました。
少し意識してみるだけでも褒められたり、反応が違ったりすると嬉しいですよね。
ぜひ明日から使ってみてください!

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ひぶり
ひぶり

最後までお読みいただきありがとうございます!