【Q&A月間】
たいへん遅くなりましたが、今月はいただいた質問にお答えしていきたいと思います!
デザインの参考にしているものはありますか?
デザインが浮かばない時とかある?
そんな時はどうするの?
ご質問ありがとうございます☺︎
順番にお答えさせていただきます!
デザインの参考にしているもの
もちろん本はたくさん読み漁っております!
オススメのデザイン本はこちらの記事で紹介しているので是非♩
▶︎現役グラフィックデザイナーがオススメするデザイン本ランキングTOP10
本ももちろん参考になりますが、私がデザインの参考になるものは「人の意見」だと思っています。
「添削」とまではいかなくても、直感で「どう思ったか」印象を聞いたり、「伝わっているか」「クライアントが意図しているものと私が起こしたものに相違がないか」の確認をします。
プロのデザイナーでも客観視することは難しく、人の好き嫌いは必ずあって全てに寄せることは不可能です。
注意したいのが「誰に見せるか」。
「ちょっとデザインのこと知ってます」「本読んだことあるよ、デザインソフトは触ったこともないけどね」って人とは、マウントの取り合いになったり…踏み込まれたくないところまでズケズケと入ってこられたり。
相性や関係性の好みなんかも、人それぞれなので、誰を選ぶかはアナタ次第…!ですが(╹◡╹)
もちろん「経験者」「同業者」に見てもらうことは大事なので、私は自分が本当に尊敬できる人に絞っています。
「尊敬できる人」「経験や技術がしっかりとある人」に言われると、本気で落ち込むこともしばしばあります。
何を言われても心にズッシリ響くというか。
でも、時間を無駄にした~と思ったことはありません。
そして、デザインを仕事としない人(私の場合、友人や夫や家族、子供)の意見も、直感や「分かりやすさ」がハッキリとするので大事です。
デザインに「正解」はありませんが、アイキャッチ重視のデザインに「なんて書いてあるかわかんないけど気になった」とか、ターゲット層に「この雰囲気すき」と直感で言ってもらえれば、「正解」に限りなく近づけてる安心材料になり、自信を持って提示できるんです。
ざっくりとした感覚的な意見が目的との照らし合わせになります。
\いつもご協力いただいている皆さんありがとうございます。/
あと、子供の意見はオススメです。
実はすごく参考になります。
「なんでまるいの?」「なんでみどりなの?」と言った単純な質問も、事細かに説明できるか。
細かい部分にもこだわりを持っているのか、面接や試験をしている感覚になります。
面接や試験と違うところは、作品ではないので、ただプレゼンやアピールをするだけではなく、相手の好みをしっかりとヒアリングする事も必要です。
専門用語を無くし、子供にもわかるように説明をしたり質問に答えることは「ライティング」のスキルにも繋がったりするんですよね。
この先何十年とデザインをやっていても、「誰かに見てもらうこと」は大事にしていきたいと思っています。
デザインが浮かばない時の対処法
アイデアが浮かばないことですよね。
…実は…ありません。(なんかむかつくよね。)
たくさん思い浮かんで絞れないことの方が多いかもしれません。
天才とかじゃなく、ひとつに全てを織り交ぜることが苦手というか、「シンプル」「わかりやすく」をコンセプトにしているところもあるので、「盛り込みデザイン」がジャンル外みたいなところがあるんです。
クライアントの「どこを1番に伝えたいか」を聞き取り、磨きをかけていくことに重きを置いていて。
「盛り込みデザイン」も、もちろん求められれば提案はしますが、依頼してくれた方で求めてくる方はいないというか、お客様も「どういうデザインをしている人かな?」と、事前に「デザイナー」をしっかりと選んでいらっしゃるんだと思います。
「ひとつにいろんな思いを詰め込む」ということはどこかアーティスティックな部分もあり、本当に難しくて凄いことで、そんな作品を生み出す方を尊敬しています。
InstagramやPinterestも参考にすることもあります!
でも、日常的に見てはいるけど、ワードを絞って検索したり、今の案件に類似しているような作品は、あまり見ないようにしているかも?
もちろん、被らないように提案前の事前リサーチはしますけどね。
浮かばないことはないと言いましたが、職業病みたいなものがあって、普段からあらゆるデザインにアンテナは張っています。
「このデザインの依頼を私が受けたら…」とか「このデザインを私がプレゼンするとしたら…」みたいな妄想に近いことやっています。(変態ですよね。)
あと、勝手にチラシやポスターの添削とかしてます。(迷惑)
いかがでしたか?
参考になるツールはナンボあっても困りませんからね(╹◡╹)
皆さんの参考にしているものや、浮かばない時の対処法も是非教えてください!
今回もご質問、誠にありがとうございました。
まだまだお受けしているので、お問い合わせやInstagramからいつでもお気軽にどうぞ☺︎
最後までお読みいただきありがとうございます!