フリーランス仕事子育て生活

妊娠したら仕事は辞める?働きながらの妊娠や育児

現在2人目を妊娠中で、8ヶ月に差し掛かりました🕊
妊娠・出産は10人居たら10通りといいますが、1人の人間でも、1人目と2人目との違いにびっくりしています。

妊娠すると働き方って本当に悩みます。
私自身、辞めたり、復帰したり、現在はフリーランスという働き方を選んだり…
以前noteにも書いた内容と少し重複してしまいますが、タイムリーなので更に掘り下げて書いてみようかと思います。

▶︎こんな方に読んでほしい
・妊娠を期に仕事を辞めるか辞めないか悩んでいる
・時短にするのか、復帰はいつにするか、働き方に悩んでいる
・フリーランスで働きながらの妊娠ってどんな感じなのか気になっている

1人目の妊娠

初めての妊娠の時は、座っているお仕事と肉体労働が半々なお仕事をしていました。
同僚はほぼ子育て世代の女性だったため、仕事を代わってくれたり、業務を軽減してくれたり、育児の話もたくさんして、妊娠についての理解はあった方だと思います。
幸いつわりも「こんなもんか?」と思うほど軽く済み、マタニティライフを楽しみながら日々の仕事をこなしていました。

そんな恵まれた環境でも仕事をしながらの妊娠は大変。

デスクワーク中心にしてくれていたし、少しでもお腹が張ったり違和感がある時は自ら発信していたつもりでも、産前休暇に入る2ヶ月以上前(妊娠7ヶ月頃)に切迫早産となり、自宅安静になりました。
妊娠というのは、どんなに協力してくれても、どんなに恵まれた環境でも、どんなに労働基準法や法律が改定されたって、いつでも肩身が狭くて申し訳ない思いがいっぱいになります。

そして、妊娠中のメンタルは本当にボロボロ。
仕事を代わってくれてありがたいはずなのに、自分で出来ない、何もできない悔しさや寂しさ。
迷惑ばかりかけて、本当は辞めてもらいたいと思っているんじゃないかと裏を読もうとしている自分にも嫌気がさしたり、自己嫌悪に陥ったり。

そんなこんなで安静期間も長く、元々の性格的にも考えすぎる日は多かったのですが、幸い入院までは至らず、無心でスタイやおもちゃを作ったりして、比較的ゆっくり自宅安静できていました。
大手企業ではあったのですが、制度的に次年度契約更新・育休取得はできず…そのまま退職となった1人目の妊娠でした。

育児と仕事復帰

私は幼い頃から母親が居なく、父子家庭で育ちました。
そのためか、思い描く”母親像”は今の時代にそぐわないような、目指しても届かないほど、理想は高いと思います。

できれば専業主婦!と思っていたし、働きながらでも、長谷川京子さんのような、マツコデラックスさんのような?、フルハウス(海外ドラマ)のダニーのような、自慢できる母を目指しています。

そんな理想はあっても、母親を知らない、理想に囚われすぎる私が自分を追い込むことは目に見えていたし、何より金銭的にも、外に出て働く事って大事だな、と悟りました。

今まで独学でやってきたデザインを少しづつ進めて、いつかその道でフリーランスでできたらいいな。

子供が巣立った時も心にぽっかり穴が空いてしまわないように、手が離れた時に何か残っている事があればいいな。

”フリーランス”という働き方が頭に浮かびはじめたのはこの頃でした。
ただ、完全に独学で、デザイン系の学歴もなく、資格も経験もなし。
そんな説得力の無さで、フリーランスなんて無謀すぎる。

悩みつつ求職活動を始めた矢先に見つけたインハウスデザイナーの求人。
産後急にフルタイム、休日出勤もしばしば…というデメリットはあっても、学歴や経験が無くても雇ってもらえて、福利厚生が充実、給料もそこそこ、何せデザインの経験を積める!
という事で経験のために吸収できる事は吸収しようと、再就職を決めました。

2人目不妊

前職場には申し訳ないし批判を浴びてしまうかもしれませんが、2人目の育児休業取得→休業中にフリーランスの準備を少しづつ始めて→復帰せず退職&開業が理想の人生設計でした。

でも、そうも上手くは行かず。
フルタイム、時々残業、時々早出、繁忙期の土日勤務等…。
まず子供を産む前とは全く違う体力に自分自身ドン引き。
デザインの勉強をしている暇も無く、仕事と育児に追われる日々。
休みすら子供と思いっきり遊べる余裕も無い。

ただただ世の中のお母様方をひたすら尊敬していました。


自分が選んだ事だし、私もやらなきゃというプレッシャー。
そして、”雇ってもらえた”事で、子供を理由に休む申し訳なさや、技術が無い分、勤務成績で補おうと必死でした。
悪いことはなるべく書きたくないので、詳しく掘り下げるのはやめておきますが、労働環境や人間関係問題も大きく、身も心もボロボロに。

2年間かけて蓄積されていったストレスからか、2人目は中々来てくれず…ほぼ鬱状態になり退職。

不妊治療の相談に行こうかと思った矢先に、辞めてわずか2ヶ月で授かりました🤰🏻

女性の身体は本当に心と繋がっています。
妊娠を考えている方も、そうでない方も、仕事をするにも、何をするにも、身体を第一に。
ストレスや睡眠不足は本当に大敵です。

休みはしっかり取りましょう。

2人目の妊娠と働き方

待望の第二子を授かったときは、仕事を辞めていたので、会社の上司や同僚に迷惑はかけずに済みました。1人目の時のように気を使わずに済むのは大きかったです。

でも、今回の妊娠発覚はHIBRIを発足して2ヶ月目のことでした。

仕事、収入はどうしよう。
いつから休んで、いつまで休む?
そもそも休めるの?

などなど、不安は山ほど。

そして今回は本当につわりがキツかった!!
1人目と2人目でも、同じ身体なのにこんなにも違うものなんですね。
寝たきりの生活が続き、なんとかセーブしながらこなしていても、この時の収入は微々たるものでした。

つわりがおさまってからも、1人目にはなかったマイナートラブルも多く、いつ働けなくなるかと今もハラハラです。

とにかく、妊娠が分かった時点でいつもの半分以下にするつもりで仕事のスケジュールを見直しました。産前休暇の目安時期や働き方、お世話になっている方への伝え方や伝える時期も。

伝える時期は体調やお仕事の兼ね合いにもよってそれぞれですが、私は安定期に入った5ヶ月目に、直接・お電話・LINE・お仕事用のSNSで報告しました。

妊娠を報告した途端…
あっさり乗り換えられたりもしました。
クライアントさん紹介してよと同業の方に言われたりもしました。
自分がやるはずだった仕事を他の人がしているのを目の当たりにしたり。
大きなことには携われなかったり。
いい企画を思いついても行動できなかったり。

どんどん社会から置いていかれる感じ。
妊婦さんや育児中のママは一度は感じたことあるんじゃないでしょうか。

でも、その倍以上のものが必ずあります!!

SNSでしか見たことない見ず知らずの私に、勇気をもって「滑り込み依頼してもいいですか?」とお問い合わせしてくださった方、進行中のお仕事を断られることもあるかもしれないと思っていたのですが、「HIBRIさんのペースに合わせるから無理しないで。」「でも、最後までお願いしたいです。」と言ってくださる方、「復帰待ってるね。」と言ってくださる方、「産まれたら会いに行く!」と言ってくれる方、「赤ちゃん連れて遊びに来てね!」と言ってくれる方…

こんなにも愛されると、嫌な言葉や批判も気にならないくらいに幸せな気持ちが溢れます。
思いついた企画を実行できなくても、ゆっくり準備して万全にしておくことだってできます。
できる事をできる時にできる分だけやる!
また選ばれるようになればいい!
嫌なSNSは見ない!
去るもの追わず!
周りにいる人のことを誠心誠意大切に!

まとめ

難しい事も不安もこれからもきっと沢山出てきます。
産まれてから産後鬱にならないか心配です。

まずは身体を第一に。
元気な赤ちゃんを産んで、またしっかり仕事と向き合いたいです。

これから出産~産後と経験する事をまたお話できたらと思います。
少しでも誰かのタメになれば嬉しいです。

ひぶり
ひぶり

最後までお読みいただきありがとうございます!